上海フォルクスワーゲン:工場生産ラインシステムの再構築

svw logo上海フォルクスワーゲン(以下、SVW)は、自動車製造の管理を工場生産ラインシステムに依存しています。従来のDOS環境で稼動した工場生産ラインソフトは運搬制御、RFIDやバーコードの読み取りなど、リアルタイムで基幹業務の機能を果たしました。生産ラインのシステムは生産管理と制御室との間に独自のバイナリプロトコルによって接続され、保守が困難です。

SVWは、Windows NTとLinuxの両方の環境で利用が可能な、新しい電文プロトコルの実装をFusion Systemsに委託しました。SVWはこの新しい構造によって、既存の生産ラインの制御システムを全部取り替えないでも新しい生産用のアプリケーションを作成することができます。このアプローチで、生産ラインのソフト環境を既存のテクノロジーから少しずつ現在の基準に移動させることが可能になりました。

プロジェクトの初期段階では、Fusion Systems のコンサルタントが当時使用の電文プロトコルを再構築し、APIの仕様書を含むマルチスレッドを使用する新しい構造を開発しました。C/C++ネイティブ、並びにC#のAPIを作成し、Windows環境のマルチスレッドDLLとLinux環境のシェアドオブジェクトライブラリーを提供しました。

基幹業務並みの信頼性とパフォーマンスを確保できるよう、シュミレーション、テスト、また本番の環境のすべてで多くの互換性テストを行いました。